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朱武
ふりがな文庫
“朱武”の読み方と例文
読み方
割合
しゅぶ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しゅぶ
(逆引き)
朱武
(
しゅぶ
)
は元、
定遠州
(
ていえんしゅう
)
の生れ、戦う場合は、よく両刀を使うが、得意はむしろ兵法と謀略にあるとは、彼自身がいうところだった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
また一座の
中
(
うち
)
に、下宿の二階に住んで六畳の半ばを
蔽
(
おお
)
う白熊の毛皮を敷いて、ぞろりと着流して坐りながら、下谷の地を操縦する、神機軍師
朱武
(
しゅぶ
)
あって、
疾
(
とく
)
より秘計を
囲
(
めぐ
)
らし、兵を伏せて置いたれば
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
彼らの仲間うちでも“虎は平伏した
餌食
(
えじき
)
は食わぬ”という
諺
(
ことわざ
)
を知っている。「——九紋龍の度量はそれなんだ」と、
楊春
(
ようしゅん
)
も
陳達
(
ちんたつ
)
も、
朱武
(
しゅぶ
)
も以来すっかり史進に心服してしまった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
朱武(しゅぶ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“朱武”の解説
朱 武(しゅ ぶ、Zhū Wǔ)は、中国の小説で四大奇書の一つである『水滸伝』の登場人物。
梁山泊第三十七位の好漢。地魁星の生まれ変わり。渾名は神機軍師(しんきぐんし)。梁山泊の108人は36人の天罡星と72人の地煞星に分かれるが、朱武は下位の地煞星のうちのトップに位置する。定遠県出身で、華州の近く少華山で陳達・楊春とともに山賊稼業をしていた。両刀を使うと紹介されるが、武器を取って戦う局面はほとんどない。
(出典:Wikipedia)
朱
常用漢字
中学
部首:⽊
6画
武
常用漢字
小5
部首:⽌
8画
“朱”で始まる語句
朱
朱塗
朱雀
朱鞘
朱鷺色
朱実
朱欒
朱羅宇
朱総
朱泥
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朱雀玄武旗
“朱武”のふりがなが多い著者
吉川英治
泉鏡花