“未刻過”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やつすぎ50.0%
やつどきすぎ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
婆「左様さ、大概お昼をあがってから出て参りますが、あれでも未刻過やつすぎぐらいにはまいりましょうか、それとも早く来ますかも知れませんよ」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
だし又福井町勘兵衞并に助十權三皆々廿五日南奉行所へ罷出腰掛こしかけ相詰あひつめ呼込よびこみまちけるに大岡殿午後ひるご未刻過やつどきすぎ退出たいしゆつありて直樣すぐさま橋本町八右衞門一件と呼聲よびこゑれ各々白洲へぞ出にける
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)