“未刻半”の読み方と例文
読み方割合
やつはん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「巴町の浪人者、大橋伝中のところへ行ったのは未刻半やつはん(三時)ごろで、貸し金の利息一両二分だけ受取ってお茶を呑んでおこしをつまんで帰ったそうです」
すぐ支度に取掛つて、三人連れの無駄話に興じ乍ら、巣鴨の屋敷に着いたのは、彼れこれ未刻半やつはん刻。
山下で昼の支度をして、上野の山へ登ったのは未刻半やつはん(三時)ごろ。