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やつはん
ふりがな文庫
“やつはん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
八刻半
40.0%
丑刻半
30.0%
未刻半
20.0%
亥刻半
10.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
八刻半
(逆引き)
八刻半
(
やつはん
)
の陽ざしは、やっと西へまわりかけて鋭い。青葉の照り返しで、畳が青い。調度も青い。忠相の顔も青い。微風が渡る。青い影が、畳にも、調度にも、忠相の顔にも揺らぐ。
巷説享保図絵
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
やつはん(八刻半)の例文をもっと
(4作品)
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丑刻半
(逆引き)
夜中過ぎ——
丑刻半
(
やつはん
)
(三時)少し前かな。宵に氣分が惡いと言つて騷いだ娘のことが氣になるから、部屋を覗いて見ると、床が空つぽで本人は居ない。
銭形平次捕物控:146 秤座政談
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
やつはん(丑刻半)の例文をもっと
(3作品)
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未刻半
(逆引き)
すぐ支度に取掛つて、三人連れの無駄話に興じ乍ら、巣鴨の屋敷に着いたのは、彼れこれ
未刻半
(
やつはん
)
刻。
銭形平次捕物控:027 幻の民五郎
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
やつはん(未刻半)の例文をもっと
(2作品)
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亥刻半
(逆引き)
植木にも
飽
(
あ
)
き、茶にも飽き、煙草にも飽き、そのくせ女房のお靜が話しかけても、あまり返事もせずに、夜になるのを待つたのです。やがて
亥刻半
(
やつはん
)
(十一時)といふ頃、平次は
漸
(
やうや
)
く活氣づきました。
銭形平次捕物控:311 鬼女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
やつはん(亥刻半)の例文をもっと
(1作品)
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