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八刻半
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やつはん
ふりがな文庫
“
八刻半
(
やつはん
)” の例文
オオ、そういえば、夜は
疾
(
と
)
くに
子
(
ね
)
の刻を過ぎ、やがて
八刻半
(
やつはん
)
(午前三時)にも近かろう。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
八刻半
(
やつはん
)
の陽ざしは、やっと西へまわりかけて鋭い。青葉の照り返しで、畳が青い。調度も青い。忠相の顔も青い。微風が渡る。青い影が、畳にも、調度にも、忠相の顔にも揺らぐ。
巷説享保図絵
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
「はてな、さっきの
八刻半
(
やつはん
)
は聞きちがえであったろうか」
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かくて、まさにその日の
八刻半
(
やつはん
)
。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
八
常用漢字
小1
部首:⼋
2画
刻
常用漢字
小6
部首:⼑
8画
半
常用漢字
小2
部首:⼗
5画
“八刻”で始まる語句
八刻