木曾風きそふう)” の例文
または土足のまま茶屋の囲炉裏いろりばたに踏んんで木曾風きそふうな「めんぱ」(木製割籠わりご)を取り出す人足なぞの話にまで耳を傾けるのを楽しみにした。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
とうさんたちがそんな子供こどもらしいことをしてに、ぢいやはまた木曾風きそふう背負梯子しよひばしごかたにかけ、なたこししまして、えだをおろすためにはやしはうへと出掛でかけました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)