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朝涼
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ちょうりょう
ふりがな文庫
“
朝涼
(
ちょうりょう
)” の例文
ここ一、二年
水害
(
すいがい
)
をまぬがれた庭は、
去年
(
きょねん
)
より秋草がさかんである。花のさかりには、まだしばらくまがありそうだ。主人はけさも
朝涼
(
ちょうりょう
)
に庭を
散歩
(
さんぽ
)
する。
箸
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
朝顔の花一ぱいにたまる露の
朝涼
(
ちょうりょう
)
、
岐阜
(
ぎふ
)
提灯
(
ちょうちん
)
の火も消えがちの風の
晩冷
(
ばんれい
)
、涼しさを声にした様な
蜩
(
ひぐらし
)
に
朝涼
(
あさすず
)
夕涼
(
ゆうすず
)
を
宣
(
の
)
らして、
日間
(
ひるま
)
は草木も人もぐったりと
凋
(
しお
)
るゝ程の暑さ、昼夜の
懸隔
(
けんかく
)
する程
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
朝
常用漢字
小2
部首:⽉
12画
涼
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
“朝”で始まる語句
朝
朝夕
朝飯
朝臣
朝餉
朝日
朝食
朝陽
朝靄
朝鮮