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朔方
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さくほう
ふりがな文庫
“
朔方
(
さくほう
)” の例文
李広利
(
りこうり
)
を破ったその敵の主力が今どのあたりにいるのか? 今、
因杅
(
いんう
)
将軍
公孫敖
(
こうそんごう
)
が
西河
(
せいが
)
・
朔方
(
さくほう
)
の辺で
禦
(
ふせ
)
いでいる(
陵
(
りょう
)
と手を分かった
路博徳
(
ろはくとく
)
はその応援に
馳
(
は
)
せつけて行ったのだが)
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
五原
(
ごげん
)
・
朔方
(
さくほう
)
・
雲中
(
うんちゅう
)
・
上谷
(
じょうこく
)
・
雁門
(
がんもん
)
などが、その例年の被害地である。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
天漢三年の秋に
匈奴
(
きょうど
)
がまたもや
雁門
(
がんもん
)
を犯した。これに
酬
(
むく
)
いるとて、翌四年、漢は
弐師
(
じし
)
将軍
李広利
(
りこうり
)
に騎六万歩七万の大軍を
授
(
さず
)
けて
朔方
(
さくほう
)
を出でしめ、歩卒一万を率いた
強弩都尉
(
きょうどとい
)
路博徳
(
ろはくとく
)
にこれを
援
(
たす
)
けしめた。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
“朔方”の意味
《名詞》
北の方角。北方。
(出典:Wiktionary)
朔
漢検準1級
部首:⽉
10画
方
常用漢字
小2
部首:⽅
4画
“朔”で始まる語句
朔日
朔風
朔
朔北
朔望
朔旦
朔太郎
朔平門外
朔蓬
朔郎