トップ
>
朔北
ふりがな文庫
“朔北”の読み方と例文
読み方
割合
さくほく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さくほく
(逆引き)
厚い皮革製の
胡服
(
こふく
)
でなければ
朔北
(
さくほく
)
の冬は
凌
(
しの
)
げないし、肉食でなければ胡地の寒冷に
堪
(
た
)
えるだけの精力を
貯
(
たくわ
)
えることができない。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
この辺は、
勘察加土人
(
カムチャッカダール
)
が、
Полхои
(
プラホーイ
)
(哀れな土地)と呼ぶ地方で、ヤクーツク自治共和国に属する
朔北
(
さくほく
)
の無人境である。
地底獣国
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
予や、この一剣をもって、若年、
黄巾
(
こうきん
)
の賊をやぶり、
呂布
(
りょふ
)
をころし、
袁術
(
えんじゅつ
)
を亡ぼし、さらに
袁紹
(
えんしょう
)
を平げて、深く
朔北
(
さくほく
)
に軍馬をすすめ、ひるがえって遼東を定む。
三国志:07 赤壁の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
朔北(さくほく)の例文をもっと
(8作品)
見る
朔
漢検準1級
部首:⽉
10画
北
常用漢字
小2
部首:⼔
5画
“朔”で始まる語句
朔日
朔風
朔
朔望
朔方
朔旦
朔太郎
朔平門外
朔蓬
朔郎
“朔北”のふりがなが多い著者
高浜虚子
中島敦
夏目漱石
久生十蘭
吉川英治
岡本綺堂
芥川竜之介