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月代
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さかいき
ふりがな文庫
“
月代
(
さかいき
)” の例文
今に記憶して
居
(
い
)
る事を申せば、幼少の頃、
月代
(
さかいき
)
を
剃
(
そ
)
るとき、頭の
盆
(
ぼん
)
の
窪
(
くぼ
)
を剃ると痛いから嫌がる。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
兄貴め腹ア立ちやアがって、見てお呉んなせえ
私
(
わっち
)
の
月代
(
さかいき
)
の処を
撲切
(
ぶっき
)
りやアがって此の通り疵がある、
何
(
なん
)
ぼ
兄弟
(
きょうでえ
)
でも
余
(
あんま
)
りな事を
為
(
し
)
やアがるから、
最
(
も
)
う兄貴でも何でもねえ
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
身体
(
からだ
)
は汚れて居るし、髪はクシャ/\になって居る、何は
扨置
(
さてお
)
き一番先に
月代
(
さかいき
)
をして
夫
(
そ
)
れから風呂に這入ろうと思うて、
小舟
(
こぶね
)
に
乗
(
のっ
)
て
陸
(
おか
)
に着くと、木村のお
迎
(
むかえ
)
が数十日前から浦賀に
詰掛
(
つめか
)
けて居て
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
“月代(さかやき)”の解説
さかやき(月代)とは、江戸時代以前の日本にみられた成人男性の髪型において、前頭部から頭頂部にかけての、頭髪を剃りあげた(抜き上げた)部分を指す。さかやきを剃った髪型のことは、野郎頭や半髪頭と表現される。
(出典:Wikipedia)
月
常用漢字
小1
部首:⽉
4画
代
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
“月代”で始まる語句
月代際
月代毛
月代頭