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かきいだ
ふりがな文庫
“
書出
(
かきいだ
)” の例文
かかる苦心は近頃
病
(
やまい
)
多く気力乏しきわが身の
堪
(
た
)
ふる処ならねば、むしろ随筆の気儘なる
体裁
(
ていさい
)
をかるに
如
(
し
)
かじとてかくは
取留
(
とりと
)
めもなく
書出
(
かきいだ
)
したり。
矢はずぐさ
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
中の巻の発端に「かゝる親には似ぬ娘、お夏は深き
濡
(
ぬれ
)
ゆゑに、菩提
心
(
ごゝろ
)
と意地ばりて、嫁入も
背
(
せい
)
ものび/\の」………と
書出
(
かきいだ
)
して、お夏に既に恋ある事を示せり
「歌念仏」を読みて
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
書
常用漢字
小2
部首:⽈
10画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
“書”で始まる語句
書
書物
書肆
書籍
書翰
書付
書生
書棚
書割
書斎