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晩霽
ふりがな文庫
“晩霽”の読み方と例文
読み方
割合
ばんせい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ばんせい
(逆引き)
その手を
摩払
(
すりはら
)
ひつつ窓より首を
出
(
いだ
)
して、
停車場
(
ステエション
)
の
方
(
かた
)
をば、求むるものありげに
望見
(
のぞみみ
)
たりしが、やがて
藍
(
あゐ
)
の如き
晩霽
(
ばんせい
)
の空を仰ぎて
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
雀宮ヲ過ルヤ
晃峰
(
こうほう
)
ヲ
乾位
(
けんい
)
ニ望ム。
突兀
(
とつこつ
)
トシテ半空ニ
聳
(
そび
)
ユ。諸山ソノ
麓
(
ふもと
)
ヲ擁シ
扶輿磅礴
(
ふよほうはく
)
タルコトソノ幾十里ナルヲ知ラズ。時ニ
晩霽
(
ばんせい
)
。夕陽
明媚
(
めいび
)
。山色
尽
(
ことごと
)
ク紫ナリ。
昏暮
(
こんぼ
)
宇都宮ニ投ズ。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
晩霽(ばんせい)の例文をもっと
(2作品)
見る
晩
常用漢字
小6
部首:⽇
12画
霽
漢検1級
部首:⾬
22画
“晩”で始まる語句
晩
晩餐
晩方
晩酌
晩食
晩飯
晩秋
晩春
晩餐会
晩稲
“晩霽”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
永井荷風