トップ
>
昼夜帯
>
はらあわせ
ふりがな文庫
“
昼夜帯
(
はらあわせ
)” の例文
旧字:
晝夜帶
緋
(
ひ
)
の
板〆縮緬
(
いたじめぢりめん
)
に
鶯
(
うぐいす
)
色の
繻子
(
しゅす
)
の
昼夜帯
(
はらあわせ
)
を、ぬき
衣紋
(
えもん
)
の背中にお太鼓に結んで、
反
(
そ
)
った
唐人髷
(
とうじんまげ
)
に結ってきたが、帰りしなには
旧聞日本橋:12 チンコッきり
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
ごく気軽に自分の財布を取り出して内容をはたき、これに
件
(
くだん
)
の五十金を入れておさよに渡すと、おさよは大切に
昼夜帯
(
はらあわせ
)
のあいだへしまいこんで
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
世にも小意気な歩みぶり——水いろ
縮緬
(
ちりめん
)
のお
高祖頭巾
(
こそずきん
)
、滝縞の小袖の裾も長目に、
黒繻子
(
くろじゅす
)
と紫
鹿
(
か
)
の
子
(
こ
)
の
昼夜帯
(
はらあわせ
)
を引ッかけにして、町家の
伊達
(
だて
)
女房の、夜歩きとしか、どこから見ても見えないのだ。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
そばには
昼夜帯
(
はらあわせ
)
がふてぶてしいとぐろを巻いているという
態
(
てい
)
たらく。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
“昼夜帯”の意味
《名詞》
表と裏地を違う布地を使用した女性用の帯。もともとは白と黒の布地が使用された。
(出典:Wiktionary)
昼
常用漢字
小2
部首:⽇
9画
夜
常用漢字
小2
部首:⼣
8画
帯
常用漢字
小4
部首:⼱
10画
“昼夜”で始まる語句
昼夜
昼夜兼行
昼夜勤労
昼夜時計
昼夜用心記