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昆蟲
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こんちう
ふりがな文庫
“
昆蟲
(
こんちう
)” の例文
新字:
昆虫
江戸開府以來と言はれた名御用聞、錢形平次ともあらう者が、早春の庭に
踞
(
しやが
)
んで、この勤勉な
昆蟲
(
こんちう
)
の活動を眺めて居たのです。
銭形平次捕物控:072 買つた遺書
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
庭
(
には
)
の
池
(
いけ
)
の
鯉
(
こひ
)
を、
大小
(
だいせう
)
計
(
はか
)
つてねらひにくるが、
仕
(
し
)
かけさへすれば、すぐにかゝる。また、
同國
(
どうこく
)
で、
特産
(
とくさん
)
として
諸國
(
しよこく
)
に
貨
(
くわ
)
する、
鮎釣
(
あゆつり
)
の、あの
蚊針
(
かばり
)
は、すごいほど
彩色
(
さいしき
)
を
巧
(
たくみ
)
に
昆蟲
(
こんちう
)
を
模
(
も
)
して
造
(
つく
)
る。
木菟俗見
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
色白で背が高くて、バネの入つたやうな身體——それは、
昆蟲
(
こんちう
)
の美しさと、毒々しさと、そして限りない魅力の表現でした。
銭形平次捕物控:315 毒矢
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
昆
常用漢字
中学
部首:⽇
8画
蟲
部首:⾍
18画
“昆蟲”で始まる語句
昆蟲記
昆蟲標本