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日雇
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ひやとい
ふりがな文庫
“
日雇
(
ひやとい
)” の例文
日雇
(
ひやとい
)
の賃銭を集めて、
家
(
うち
)
に帰ると親仁の酒の酌をして、
灸
(
きゅう
)
の
蓋
(
ふた
)
を取換えて、肩腰を
擦
(
さす
)
って、枕に就かせて、それから、
歩
(
ぶ
)
を取って、
各々
(
めいめい
)
、二階に三人、店に五人
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
中島は封筒を伊東さんに渡して、「接待婦なんて、あれァ
体
(
てい
)
のいい
日雇
(
ひやとい
)
の女中です。
内
(
うち
)
のやつは年さえ若ければ女給さんになりたいッて、いつでも伊東さんの事を
羨
(
うらやま
)
しがっているんですよ。」
ひかげの花
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
孫の成長をたった一つの心楽しみに、
日雇
(
ひやとい
)
などをして
漸
(
ようよ
)
うと暮していたが、その
婆
(
ばあ
)
さんがやがて
老耄
(
ろうもう
)
をして、いつでも手を打って一つ歌を歌っているのを、面白がって私たちは聴きに
往
(
い
)
った。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
日雇
(
ひやとい
)
、その時折の
商人
(
あきゅうど
)
などに身を変え、名を変えて、五十余名の者が、あらゆる知己や機会をたどって、吉良方の
微細
(
びさい
)
な事でも聞き
洩
(
も
)
らすまいと、松坂町の塀囲いに、耳目をあつめている折なのだ。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“日雇(日雇い)”の解説
日雇い(ひやとい, Day labor)とは、一時雇用形態のひとつ。日々雇用される者をいうが、各国で法律ごとにこれより広い意味(定義)で用いられることもある(日本の雇用保険法上の「日雇労働者」など、後述)。「ニコヨン」などの俗称がある。日傭(ひよう)、日傭取り(ひようとり)とも。
(出典:Wikipedia)
日
常用漢字
小1
部首:⽇
4画
雇
常用漢字
中学
部首:⾫
12画
“日雇”で始まる語句
日雇取
日雇賃
日雇婆
日雇人夫