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日晷
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ひあし
ふりがな文庫
“
日晷
(
ひあし
)” の例文
此頃
(
このごろ
)
は
日晷
(
ひあし
)
が
滅切
(
めっきり
)
詰
(
つま
)
って、午後四時には
燈火
(
あかり
)
が要る。
麗
(
うらら
)
かな日も、今日は午後から
俄
(
にわか
)
に
陰
(
くも
)
って、夕から雨を催した。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
この頃の
日晷
(
ひあし
)
はよほど詰まって、ゆう六ツの鐘を聴かないうちに、狭い家の隅々はもう薄暗くなった。
半七捕物帳:07 奥女中
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
吾妻
(
あずま
)
橋を渡って、本所を通り越して、深川の果ての果て、砂村
新田
(
しんでん
)
の稲荷前にゆき着いたのは八幡の鐘がもう夕七つ(午後四時)を撞き出したあとで、春といってもまだ
日晷
(
ひあし
)
の短いこの頃の夕風は
半七捕物帳:10 広重と河獺
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
“日晷”の意味
《名詞》
太陽が遮られてできる影。日陰。
(出典:Wiktionary)
日
常用漢字
小1
部首:⽇
4画
晷
部首:⽇
12画
“日”で始まる語句
日
日向
日本
日和
日光
日中
日々
日数
日暮
日毎