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日文
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ひぶみ
ふりがな文庫
“
日文
(
ひぶみ
)” の例文
二本差のくせに、いろ/\の用事にかこつけて出入りした上、
日文
(
ひぶみ
)
までつけたさうだ。日本一の色男の氣でゐるから助からない。
銭形平次捕物控:193 色若衆
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
日文
(
ひぶみ
)
、矢ぶみで、わかるのは君だけだろうという詰問状がぞくぞくと来た。
朱絃舎浜子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
何ういう
行間違
(
ゆきまちが
)
いか知りませんが、花魁はあなたのお
胤
(
たね
)
を宿してゝも、あなたが
此方
(
こちら
)
へ御窮命になりましたから、
日文
(
ひぶみ
)
矢文
(
やぶみ
)
を送りたくっても、そうもなりません処から、花魁がくよ/\思い詰め
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
それは確かでごぜえます、江戸にも無からうと言はれたきりやうで、氣位が高かつたゐせでせう、いろ/\縁談もあり、
日文
(
ひぶみ
)
を
銭形平次捕物控:270 転婆娘
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
二人は
日文
(
ひぶみ
)
を書き、人橋を架け、組頭の家の前まで、
百夜
(
ももよ
)
も通って、無言のセレナーデを献じました。
奇談クラブ〔戦後版〕:04 枕の妖異
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
玉屋小三郎
抱
(
かかえ
)
の遊女薄墨の後身であり、その
間夫
(
まぶ
)
だった大井久我之助の手許には、薄墨の書いた
起請
(
きしょう
)
が十三通、外にとろけそうな文句を綴った
日文
(
ひぶみ
)
が三百幾十本となり、このまま諦めるにしては
銭形平次捕物控:237 毒酒薬酒
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
日
常用漢字
小1
部首:⽇
4画
文
常用漢字
小1
部首:⽂
4画
“日”で始まる語句
日
日向
日本
日和
日光
日中
日々
日数
日暮
日毎