ドサ)” の例文
私はドサとはドサ回りから、カンは金色夜叉こんじきやしゃの貫一から取ったもので、その若者のことを、東京では二枚目とはいえないが、田舎回りの劇団だったら
如何なる星の下に (新字新仮名) / 高見順(著)
その私の傍には、ドサ回りの役者集めらしい男と、役者らしい男とが、片方の袖の中に両方で手をつき込んで、指でおしんしょ(給料)の話し合いをしていた。
如何なる星の下に (新字新仮名) / 高見順(著)