“ドサ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:どさ
語句割合
50.0%
田舎50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私はドサとはドサ回りから、カンは金色夜叉こんじきやしゃの貫一から取ったもので、その若者のことを、東京では二枚目とはいえないが、田舎回りの劇団だったら
如何なる星の下に (新字新仮名) / 高見順(著)
その私の傍には、ドサ回りの役者集めらしい男と、役者らしい男とが、片方の袖の中に両方で手をつき込んで、指でおしんしょ(給料)の話し合いをしていた。
如何なる星の下に (新字新仮名) / 高見順(著)
実は上海から香港の間で駆り集めた田舎ドサ廻りの寄席芸人の一団で、中には昨日まで大馬路タマロの闇に咲いていたなどという劇しいのもいた。
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)