“斎日”のいろいろな読み方と例文

読み方	割合
さいじつ	66.7%
さいにち	33.3%

さいじつ

二人のクラフト、父と子とは、金曜日の斎日（さいじつ）に肉食することを注意して避けながらも、神を恐れない者だと自任していたのである。

ジャン・クリストフ：03 第一巻　曙 (新字新仮名) ／ ロマン・ロラン(著)

正月の十六日は、俗にいう閻魔（えんま）の斎日（さいじつ）。

平賀源内捕物帳：萩寺の女 (新字新仮名) ／ 久生十蘭(著)

さいにち

その人の数も多からず。辷石（はねいし）たにえという婦人などは同じ仲間なり。阿弥陀仏（あみだぶつ）の斎日（さいにち）には、夜中人の静まるを待ちて会合し、隠れたる室にて祈祷（きとう）す。

遠野物語 (新字新仮名) ／ 柳田国男(著)

“斎日”の意味

《名詞》
斎日（さいにち、さいじつ）

在家の仏教徒が行いを慎み精進する日。毎月8・14・15・23・29・30日を六斎日という。

賽日。
(出典:Wiktionary)

斎	常用漢字 中学 部首:⽂ 11画
日	常用漢字 小１ 部首:⽇ 4画