“敷煉瓦”の読み方と例文
読み方割合
しきれんが100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中間支柱なく上部は一尺二寸間ごとにたるきを置き一面に玻璃はりを以っておおわれ、下部は粧飾用敷煉瓦しきれんがを敷詰め、通気管は上部突出部および中間側窓と、下方腰煉瓦こしれんがの場所に設けらる。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
丸ビルにはいって敷煉瓦しきれんがの上をすべらないように一分きざみに歩いて、漸く下足預かり所に行って上草履にかえる。そうして七階の一室におさまっていると、暴風雨の様子は更にわからない。
丸の内 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)