トップ
>
敗
>
おく
ふりがな文庫
“
敗
(
おく
)” の例文
それにひきかえて、この治郎右衛門忠明は、早くも、老いの
兆
(
きざ
)
しを現し、きょうのような
敗
(
おく
)
れをとったこと、師弥五郎先生に対しても、なんの
顔
(
かんばせ
)
があろうか。
宮本武蔵:07 二天の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
敗
(
おく
)
れを取るのは知れているので、気負う
精神
(
こころ
)
を押し沈め、谷を睨んで突っ立った。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
だんじて、武蔵に
敗
(
おく
)
れは取らぬと、かたい自信がありながら、お光のそんな姿を見ると
宮本武蔵:08 円明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「お待ちなされい! どこへ参られる! 仇一人ならばともかくも、谷には坊主之助の味方の者、満ち満ちておるではござらぬか! 機を看てせざれば
敗
(
おく
)
れを取る。いましばらくはお待ちなされい!」
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「己れ馬鹿を申せ、汝等如き田夫に
敗
(
おく
)
れをとって武士と云われるか、さあ来い」
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“敗(
敗戦
)”の解説
敗戦(はいせん)は、争いごと・勝負・スポーツの試合などに負けること。
(出典:Wikipedia)
敗
常用漢字
小4
部首:⽁
11画
“敗”を含む語句
失敗
成敗
腐敗
勝敗
大失敗
敗亡
敗北
敗荷
敗軍
優勝劣敗
敗績
酸敗
零敗
敗戦
敗滅
打敗
敗壊
敗者
敗餒
敗醤花
...