“故事来歴”の読み方と例文
読み方割合
こじらいれき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひと目、創をあらためて、いわく因縁いんねん故事来歴こじらいれき、死んだものか殺されたものか、突き創なら獲物はなに。
顎十郎捕物帳:09 丹頂の鶴 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
人形とわたしとの関係はそういうわけでありますから、仮りにも人形と名のつくものならば何んでもいいので、別に故事来歴こじらいれきなどを詮議しているのではありません。
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)