“支那画”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しなゑ50.0%
しなが50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その一万円が手に入つたら、紀氏は真面目に支那画しなゑを研究したいと言つてゐる。支那画もいには相違なからう。
京都に今歳ことし八十幾つかになる老人としよりで、指頭画しとうぐわの達者な爺さんがある。古い支那画しなゑなどを指頭ゆびさき臨摹うつすが、なか/\上手だ。夏目漱石氏が先年京都に遊びに来てからは
それと共にこの時代の北斎にはかへつて後年大成のに及んでしばしば吾人に不満足を与ふる支那画しながの感化いまだ甚しく顕著とならざる事を喜ばずんばあらず。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)