“摺来”の読み方と例文
読み方割合
すりく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
るにまた畳を摺来すりく跫音あしおときこえて、物あり、予が枕頭ちんとうに近寄る気勢けはひす、はてなと思ふ内に引返ひつかへせり。少時しばらくしてまたきたる、再び引返せり、三たびせり。
妖怪年代記 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)