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摺々
ふりがな文庫
“摺々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
すれすれ
66.7%
すれ/\
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すれすれ
(逆引き)
だから後を跟ける事にした。小僧は小さいからこれも一足
後
(
おく
)
れて、自分と
摺々
(
すれすれ
)
くらいになって食っついてくる。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
そこら鼠色の
汚
(
きたね
)
え泡だらけになって、どんみりと流れたわ、水とハイ
摺々
(
すれすれ
)
での——その方は岸へ上って、腰までずぶ濡れの
衣
(
きもの
)
を絞るとって、帽子を脱いで
仰向
(
あおむ
)
けにして、その中さ、入れさしった
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
摺々(すれすれ)の例文をもっと
(2作品)
見る
すれ/\
(逆引き)
土が其のまゝ人になつたやうな農夫に、三人まで
摺々
(
すれ/\
)
に行き逢つたが、無智と
蒙昧
(
もうまい
)
との諸相に險惡を加へて、ヂツと私を見る濁つた眼が凄いやうである。
ごりがん
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
摺々(すれ/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
摺
漢検準1級
部首:⼿
14画
々
3画
“摺”で始まる語句
摺
摺鉢
摺寄
摺違
摺物
摺足
摺剥
摺付
摺硝子
摺抜
“摺々”のふりがなが多い著者
上司小剣
夏目漱石
泉鏡花