摺々すれすれ)” の例文
だから後を跟ける事にした。小僧は小さいからこれも一足おくれて、自分と摺々すれすれくらいになって食っついてくる。
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
そこら鼠色のきたねえ泡だらけになって、どんみりと流れたわ、水とハイ摺々すれすれでの——その方は岸へ上って、腰までずぶ濡れのきものを絞るとって、帽子を脱いで仰向あおむけにして、その中さ、入れさしった
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)