たづさへ)” の例文
河原に待せ其身は取て返しける時に昌次郎夫婦は出立のあと火打ひうちのこつて有る故急ぎ忘れしと見えたりとゞくれんと親の上臺は後よりたづさへはせたりしが昌次郎とは往違ゆきちがひに成たり偖又はなしかはつて此猿島河原は膝丈の水成しが一人の雲助わかき女を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)