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揉療治
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もみりょうじ
ふりがな文庫
“
揉療治
(
もみりょうじ
)” の例文
それから一週間ばかり香の物に
箸
(
はし
)
を触れなかったが別段の
験
(
げん
)
も見えなかったから近頃はまた食い出した。××に聞くとそれは
按腹
(
あんぷく
)
揉療治
(
もみりょうじ
)
に限る。ただし普通のではゆかぬ。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
娘は其の時
谷間
(
たにあい
)
へ落ちて到頭其の儘に相果てたから、
私
(
わし
)
も此のお照も実に一
月許
(
つきばかり
)
の間は愁傷して、泣いてばかり居って、
終
(
つい
)
には眼病と相成ったから、
致方
(
いたしかた
)
なく按摩に成って
揉療治
(
もみりょうじ
)
を覚え
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
揉
漢検1級
部首:⼿
12画
療
常用漢字
中学
部首:⽧
17画
治
常用漢字
小4
部首:⽔
8画
“揉”で始まる語句
揉
揉手
揉上
揉合
揉込
揉烏帽子
揉事
揉消
揉立
揉潰