“掻窘”の読み方と例文
読み方割合
かいすく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
色めいたなまめかしさ、弱々と優しく、直ぐに男の腕へ入りそうに、怪しい翼を掻窘かいすくめて誘込むといった形。
星女郎 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
あたかもおおいなるひきがえるの、明けく海から掻窘かいすくんで、谷間たにまひそ風情ふぜいである。
春昼 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)