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掛構
ふりがな文庫
“掛構”の読み方と例文
読み方
割合
かけかま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かけかま
(逆引き)
違ひない! お袋が有るとか、女房が有るといふのなら、跡に残つた者が困りもせうが、
一人切
(
ひとりきり
)
なら誰に
掛構
(
かけかま
)
ひもない話だ。
椋のミハイロ
(新字旧仮名)
/
ボレスワフ・プルス
(著)
神保町辺へ
用達
(
ようたし
)
においでなさいましたお帰りがけ、ご散歩かたがた、「どうだい、新店は
立行
(
たちゆ
)
くかい。」と
最初
(
のっけ
)
から
掛構
(
かけかま
)
いなくおっしゃって。
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
一体租税とか
女房
(
かない
)
から頼まれた手紙とかいふものはよく忘れ勝なもので、そんな物を忘れたり、怠つたりした所で、一向
掛構
(
かけかま
)
ひの無ささうなものだが
土地
(
ところ
)
の収税吏は怖い顔をして催促に出掛けて来た。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
掛構(かけかま)の例文をもっと
(3作品)
見る
掛
常用漢字
中学
部首:⼿
11画
構
常用漢字
小5
部首:⽊
14画
“掛”で始まる語句
掛
掛合
掛念
掛金
掛物
掛声
掛茶屋
掛行燈
掛蒲団
掛川
“掛構”のふりがなが多い著者
ボレスワフ・プルス
薄田泣菫
泉鏡花