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捨鞭
ふりがな文庫
“捨鞭”の読み方と例文
読み方
割合
すてむち
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すてむち
(逆引き)
「ええ、ちっとその、何で。これから発句の会があるんです。」と
捨鞭
(
すてむち
)
で歌を読むような見得をいった。
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
萬一
事有
(
ことあ
)
るの曉には
絲竹
(
いとたけ
)
に鍛へし
腕
(
かひな
)
、
白金造
(
しろがねづくり
)
の
打物
(
うちもの
)
は何程の用にか立つべき。
射向
(
いむけ
)
の袖を却て覆ひに
捨鞭
(
すてむち
)
のみ烈しく打ちて、笑ひを敵に殘すは
眼
(
ま
)
のあたり見るが如し。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
これは古式の通り
捨鞭
(
すてむち
)
の扇であります。
大菩薩峠:14 お銀様の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
捨鞭(すてむち)の例文をもっと
(3作品)
見る
捨
常用漢字
小6
部首:⼿
11画
鞭
漢検準1級
部首:⾰
18画
“捨”で始まる語句
捨
捨鉢
捨児
捨置
捨台詞
捨身
捨石
捨台辞
捨小舟
捨科白
“捨鞭”のふりがなが多い著者
高山樗牛
中里介山
泉鏡花