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捨置難
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すておきがた
ふりがな文庫
“
捨置難
(
すておきがた
)” の例文
定め
乳母
(
うば
)
に相談せんものと
密
(
ひそか
)
に乳母を呼て彼の
艷書
(
ふみ
)
を
封
(
ふう
)
の儘に見せければ乳母は大いに打驚き是は此儘に
捨置難
(
すておきがた
)
し旦那樣へ御見せ申さんとて立んと
爲
(
す
)
るを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
長屋の者の一同は
捨置難
(
すておきがた
)
き二つの
珍事
(
ちんじ
)
中
(
なか
)
にも家主庄兵衞が殺されたるは
大變
(
たいへん
)
なりと其の
兄
(
あに
)
山田元益の許へも斯と
報知
(
しらせ
)
るに元益驚き
駈
(
はせ
)
來り家内を改め見たる所ろ何一つだに
紛失
(
ふんじつ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
ば
後悔
(
こうくわい
)
の外には更にあらざりけり然ども大藤親子の者
糊賣
(
のりうり
)
老婆
(
ばうも
)
お金まで彼方に在ては
捨置難
(
すておきがた
)
しと
三個
(
みたり
)
が衣類其の他をも此方より持せやり忠兵衞をして音羽町の二軒の家を終了せて
少
(
すこし
)
の
家財
(
かざい
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
捨
常用漢字
小6
部首:⼿
11画
置
常用漢字
小4
部首:⽹
13画
難
常用漢字
小6
部首:⾫
18画
“捨置”で始まる語句
捨置