“捗行”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はかゆか50.0%
はかゆ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
引連ひきつれなみだながらに住馴すみなれし萩を旅立て播州ばんしう加古川かこがはすこし知音しるべのあれば播州さしてぞ立去たちさりける老母をせし旅なれば急ぐとすれど捗行はかゆか漸々やう/\の事にて加古川につきたれば知音しるべたづね事の始末しまつくはしはなし萬事を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
先に立せ平兵衞は微醉酒ほろゑひさけ醒果さめはてて心ばかりはいそげ共夜道の捗行はかゆかぬを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
本願寺重職の人々が、それぞれ控えていまして、その人々の意見もあり、籌子夫人お一方のお考えどおりには、捗行はかゆかぬ煩らわしい関係になっているのでした、ともある。
九条武子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)