トップ
>
捕人
>
とりて
ふりがな文庫
“
捕人
(
とりて
)” の例文
まず初めに剣道の達人政右衛門が、大小を雪に埋めて、「丸腰の
某
(
それがし
)
を、関所を破りし浪人とは、身に取って覚えぬ難題」というふうに
捕人
(
とりて
)
に抗弁する。
日本精神史研究
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
そりゃアと
鉦
(
かね
)
太鼓で
捕人
(
とりて
)
が行って、手下の奴を押えて吟味すると
何処
(
どこ
)
から這入って何処から
脱
(
ぬ
)
けるという事まですっぱり白状に及んだから、よう/\の事で浅間山の盗賊を掃除したと云うので
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
右に説いた戯曲について言えば、最初の
捕人
(
とりて
)
の場では、役者が「
真影
(
しんかげ
)
の
極意
(
ごくい
)
をきわめた達人」
日本精神史研究
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
捕
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“捕”で始まる語句
捕
捕虜
捕縛
捕手
捕縄
捕物
捕吏
捕方
捕捉
捕繩