トップ
>
挿花
>
そうか
ふりがな文庫
“
挿花
(
そうか
)” の例文
旧字:
插花
かぞえきれぬ程な間ごと間ごとの
花瓶
(
かへい
)
や籠には、菊が匂った。老女らと共に、それぞれの室にも
挿花
(
そうか
)
の意匠をほどこしおえた草心尼は、やがて
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
また茶の湯とか、
挿花
(
そうか
)
とか、遊芸とかの
稽古事
(
けいこごと
)
で過当な時間と精力を費しているのも非現代的だと考えます。
婦人改造と高等教育
(新字新仮名)
/
与謝野晶子
(著)
されど百畳の広間にて茶を玩ぶの工夫もなかるべからず。掛軸と
挿花
(
そうか
)
と同時にせずといふも道理ある事なり。されど掛軸と挿花と同時にするの工夫もなかるべからず。
墨汁一滴
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
雪の下の
僑居
(
きょうきょ
)
の筋向いに
挿花
(
そうか
)
の師匠が住んでいて、古流では名人に数えられていた。その家の入口の
前坪
(
まえつぼ
)
に四つ目を
結
(
ゆ
)
って、その内側に、やっと四、五尺に伸びた御柳がうえてある。
夢は呼び交す:――黙子覚書――
(新字新仮名)
/
蒲原有明
(著)
“挿花”の意味
《名詞》
いけばな。
頭髪に花を挿すこと。
(出典:Wiktionary)
挿
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
花
常用漢字
小1
部首:⾋
7画
“挿”で始まる語句
挿
挿絵
挿画
挿入
挿話
挿頭
挿櫛
挿木
挿込
挿毛