“拡(はびこ)” の例文
旧字:擴
何時しか暗い陰影(かげ)が頭脳(あたま)に拡(はびこ)つて来る。私は、恁(か)うして何処へといふ確かな目的(あて)もなく、外套を引被(ひつか)けて外へ飛び出して了ふ。
菊池君 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)