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拝誦
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はいしょう
ふりがな文庫
“
拝誦
(
はいしょう
)” の例文
私は、先夜、先生の千人風呂という作品を
拝誦
(
はいしょう
)
させていただきましたが、やはり興奮いたしまして、失礼ながらお手紙さしあげた
筈
(
はず
)
でございますが。
狂言の神
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
と、そう云ってやったのであったが、辰雄は他意なくそれを読んだと見え、それから四五日後に訳の分った回答を寄せた。———御丁寧なお手紙を
拝誦
(
はいしょう
)
してお心持はよく
諒承
(
りょうしょう
)
した。
細雪:03 下巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
先般貴書
拝誦
(
はいしょう
)
、無事御卒業
奉賀候
(
がしたてまつりそうろう
)
。御成績も当○高出身者中随一にて満足に存上候。さて平凡な
比喩
(
ひゆ
)
ながら、これからが社会の大学に御座候。貴君はこゝに於ても上乗の成績を御期待のことゝ存候。
負けない男
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
「拝復。四日深夜附
貴翰
(
きかん
)
拝誦
(
はいしょう
)
。稿料の件は御希望には
副
(
そ
)
えませんが原稿は直ちに御
執
(
と
)
りかかり下さる様お願い申します。普通稿料一円です。先ずは御返事まで。
匆々
(
そうそう
)
。『秘中の秘』編輯部。」
二十世紀旗手
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
“拝誦”の意味
《名詞》
(謙譲語)読むこと。
(出典:Wiktionary)
拝
常用漢字
小6
部首:⼿
8画
誦
漢検1級
部首:⾔
14画
“拝”で始まる語句
拝
拝跪
拝謁
拝借
拝見
拝殿
拝領
拝眉
拝所
拝趨