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拙
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つたの
ふりがな文庫
“
拙
(
つたの
)” の例文
我も早く出去らんとまたもや廊下を伝わりて穴に下りんと
蹈迷
(
ふみまよ
)
い、運
拙
(
つたの
)
うしてまた
旧
(
もと
)
の座敷牢に入り終んぬ。
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「はい、ごらんの通りでございます、まことに前世の宿業が
拙
(
つたの
)
うございまして、人間の心の窓が塞がれてしまいました、浅ましい身の上でございます。そもそもわたくしがこのような運命に立至りました最初の……」
大菩薩峠:36 新月の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
“拙”の意味
《名詞・形容動詞》
(セツ)得意でない事、苦手。
《代名詞》
(セツ・セチ:古風、しばしば滑稽。明治期以降は職人・芸人・幇間の自称や遊里における用語)自称に用いる。
(出典:Wiktionary)
拙
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
“拙”を含む語句
拙者
拙劣
拙僧
気拙
巧拙
下拙
拙者方
拙作
拙宅
古拙
拙老
稚拙
迂拙
拙堂
拙陋
穉拙
拙夫
稚拙味
拙筆
氣拙
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