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抱角
ふりがな文庫
“抱角”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
だきづの
50.0%
かかえづの
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だきづの
(逆引き)
それに南蛮胴の鎧と云い、水牛の
抱角
(
だきづの
)
に
帝釈天
(
たいしゃくてん
)
の兜と云い、邪推をすれば、内面の弱点を人に
見透
(
みす
)
かされまいとして、
強
(
し
)
いてそう云う威嚇的な
扮装
(
ふんそう
)
をしたと思われぬでもない。
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
前述の如くそれには水牛の
抱角
(
だきづの
)
の脇立があるのだが、その外に尚前方
鍬形台
(
くわがただい
)
の所に、鬼を
蹈
(
ふ
)
まえた
帝釈天
(
たいしゃくてん
)
の
前立
(
まえだて
)
が附いている。次にその鎧の一部が南蛮胴であることも、何となく異常な感を起させる。
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
抱角(だきづの)の例文をもっと
(1作品)
見る
かかえづの
(逆引き)
床の間を指し「あれに見ゆる鹿の
抱角
(
かかえづの
)
打ったる冑は真田家に伝えたる物とて、父安房守譲り与えて候、重ねての
軍
(
いくさ
)
には必ず着して打死仕らん。見置きてたまわり候え」
真田幸村
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
抱角(かかえづの)の例文をもっと
(1作品)
見る
抱
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
角
常用漢字
小2
部首:⾓
7画
“抱”で始まる語句
抱
抱擁
抱一
抱主
抱妓
抱負
抱合
抱込
抱茗荷
抱懐
“抱角”のふりがなが多い著者
谷崎潤一郎
菊池寛