折疵おれきず)” の例文
なる程、われ正直にすぎおろかなりし、おたつ女菩薩にょぼさつと思いしは第一のあやまり、折疵おれきずを隠して刀にはを彫るものあり、根性が腐って虚言うそ美しく、田原がもって来た手紙にも
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)