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抂
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まげ
ふりがな文庫
“
抂
(
まげ
)” の例文
予
再
(
ふたた
)
び家を東京に
移
(
うつ
)
すに及び、先生
直
(
ただ
)
ちに
駕
(
が
)
を
抂
(
まげ
)
られ、いわるるよう、
鄙意
(
ひい
)
、君が何事か
不慮
(
ふりょ
)
の
災
(
さい
)
あらん時には、
一臂
(
いっぴ
)
の力を出し
扶助
(
ふじょ
)
せんと思い
居
(
お
)
りしが
瘠我慢の説:05 福沢先生を憶う
(新字新仮名)
/
木村芥舟
(著)
予
腸窒扶斯
(
ちょうチフス
)
に
罹
(
かか
)
りたるとき、先生、
特
(
とく
)
に
駕
(
が
)
を
抂
(
まげ
)
られ、
枕辺
(
まくらべ
)
にて厚く家人に
看護
(
かんご
)
の
心得
(
こころえ
)
を
諭
(
さと
)
され、その上、予が
自
(
みず
)
から
搗
(
つ
)
きたる
精米
(
せいまい
)
あり、これは
極古米
(
ごくこまい
)
にして味軽く
滋養
(
じよう
)
も多ければ
瘠我慢の説:05 福沢先生を憶う
(新字新仮名)
/
木村芥舟
(著)
抂
部首:⼿
7画