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扮
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こしら
ふりがな文庫
“
扮
(
こしら
)” の例文
それにこの頃少しも高座へ出ないが生活も悪くないと見えてチャンとした
扮
(
こしら
)
えをしていた。艶々と顔も張り切っていた。少なからず私は安心した。
随筆 寄席風俗
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
谷中あたりの職人
体
(
てい
)
に
扮
(
こしら
)
え、
印半纏
(
しるしばんてん
)
を着まして、日の
暮々
(
くれ/″\
)
に屋敷へ
入込
(
いりこ
)
んで、
灯火
(
あかり
)
の
点
(
つ
)
かん前にお稲荷様の
傍
(
そば
)
に設けた
囃子屋台
(
はやしやたい
)
の下に隠れている内に、段々日が暮れましたから
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
いままでの一切の
華美華美
(
けばけば
)
しかった自分の表飾りを、残らずかなぐり棄ててしまおう、芸も、暮らし向きも、
扮
(
こしら
)
えも——ただひとつ小糸をいとしみ、いつくしむことだけは
小説 円朝
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
扮
漢検準1級
部首:⼿
7画
“扮”を含む語句
扮装
扮裝
扮粧
打扮
身扮
旅扮装
扮飾
黒扮装
武家扮装
不死身扮装
都扮装
其扮装
編笠扮装
白丁扮装
男扮装
狩猟扮装
洋服打扮
扮本
早打扮装
姿扮
...