“狩猟扮装”の読み方と例文
読み方割合
かりいでたち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
柴進みずからは、華奢かしゃ狩猟扮装かりいでたちを、この日は一ばい派手やかに、馬上となって、門前に出る。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
綺羅きら狩猟扮装かりいでたちの良人に添って、妻も階下まで送りに降りて行った気配だ。——時遷じせんはスルスルと以前の破風はふの穴から這い出して、こんどは二階の窓をうかがい、難なく、戸をはずして中へ入り込む。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)