“御狩猟”の読み方と例文
読み方割合
みかり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
開封かいほう郊外の離宮“龍符宮りゅうふきゅう”から十里の野は、御狩猟みかり行幸みゆきに染められて、壮観な狩場の陣がいちめん展開されていた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それそこの瑠璃杯るりはいでいい。——これも先ごろの御狩猟みかりで天子から拝領の物だ。——現徽宗きそう皇帝陛下は、絵ばかり描いておられて、とんと軍事には御心をかたむけられぬ。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)