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打頷
ふりがな文庫
“打頷”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うちうなず
95.0%
うちうなづ
5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うちうなず
(逆引き)
「はい、」しばらくして、「はい、」媼は返事ばかりでは気が済まぬか、団扇持つ手と顔とを動かして、
笑傾
(
えみかたむ
)
けては
打頷
(
うちうなず
)
く。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
さっきから
黙然
(
もくねん
)
として、ただ
打頷
(
うちうなず
)
いておりました小宮山は、何と思いましたか力強く、あたかも虎を
搏
(
てうち
)
にするがごとき意気込で、蒲団の端を景気よくとんと打って、むくむくと身を起し
湯女の魂
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
打頷(うちうなず)の例文をもっと
(19作品)
見る
うちうなづ
(逆引き)
固唾
(
かたづ
)
を
嚥
(
の
)
みたりし荒尾は思ふところありげに
打頷
(
うちうなづ
)
きて
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
俥
(
くるま
)
の主の身を
下
(
くだ
)
して
辞
(
ことば
)
を添ふれば、彼も
打頷
(
うちうなづ
)
きて
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
打頷(うちうなづ)の例文をもっと
(1作品)
見る
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
頷
漢検1級
部首:⾴
16画
“打”で始まる語句
打
打擲
打棄
打捨
打殺
打倒
打明
打付
打笑
打毀
“打頷”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
泉鏡花