“うちうなづ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
打點頭50.0%
打頷25.0%
打點25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
左衞門はさもありなんと打點頭うちうなづき、『それでこそ茂頼がせがれ、早速の分別、父も安堵したるぞ、此上の願とは何事ぞ』。『今日より永のおんいとまを給はりたし』
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
固唾かたづみたりし荒尾は思ふところありげに打頷うちうなづきて
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
くるまの主の身をくだしてことばを添ふれば、彼も打頷うちうなづきて
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
泣寄なきよりとさへ申せと惡敷樣あしきやうには計らはぬこといと懇切ねんごろに申ければ十兵衞親子は大いによろこび何分宜しくお頼み申すといへば長庵は打點うちうなづき今夜は我がうちも同じ事なれば安心して休息きうそくせよ併し草臥くたびれて居るならん洗足せんそくの湯を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)