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打挫
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ぶっくじ
ふりがな文庫
“
打挫
(
ぶっくじ
)” の例文
「そうだ、そうだ。いい事をした。——畜生、もう一度出て見やがれ。あたまの皿ア
打挫
(
ぶっくじ
)
いて、
欠片
(
かけら
)
にバタをつけて一口だい。」
貝の穴に河童の居る事
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「ああ厭だ厭だ」と顔を
皺
(
しか
)
めて、「こんな厭な思いをするも
皆
(
みんな
)
彼奴
(
あいつ
)
のお
蔭
(
かげ
)
だ。どれ」と起ち上ッて、「往ッて
土性骨
(
どしょうぼね
)
を
打挫
(
ぶっくじ
)
いてやりましょう」
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
酒井さんのお嬢さん、
私
(
わっし
)
がこうやっている処を、ここへ来て、こン唐人
打挫
(
ぶっくじ
)
いておやんなせえ、お
打
(
ぶ
)
ちなせえ、お打ちなせえ。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
挫
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
“打”で始まる語句
打
打擲
打棄
打捨
打殺
打倒
打明
打付
打笑
打毀