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打悄
ふりがな文庫
“打悄”の読み方と例文
読み方
割合
うちしお
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うちしお
(逆引き)
打悄
(
うちしお
)
れた、残んの
嫁菜花
(
よめな
)
の薄紫、
浅葱
(
あさぎ
)
のように目に淡い、藤色
縮緬
(
ちりめん
)
の二枚着で、姿の寂しい、
二十
(
はたち
)
ばかりの若い芸者を
流盻
(
しりめ
)
に掛けつつ
歌行灯
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
聞いてみれば、敢えて、盛綱の罪というのでもないので、何で彼が面目なげに
打悄
(
うちしお
)
れているのか、その愚直さがおかしくなった。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
夜になって、息子が山荘庵の地主から
使
(
つかい
)
が来て、呼び出されて行ったが、二時間ばかりすると
打悄
(
うちしお
)
れて帰って来た。
麦の芽
(新字新仮名)
/
徳永直
(著)
打悄(うちしお)の例文をもっと
(9作品)
見る
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
悄
漢検1級
部首:⼼
10画
“打”で始まる語句
打
打擲
打棄
打捨
打殺
打倒
打明
打付
打笑
打毀
“打悄”のふりがなが多い著者
徳永直
泉鏡花
中里介山
吉川英治