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才藻
ふりがな文庫
“才藻”の読み方と例文
読み方
割合
さいそう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さいそう
(逆引き)
しかもこの婦人は、小寺
政職
(
まさもと
)
の
姪
(
めい
)
で、容姿は
麗
(
うるわ
)
しく、
才藻
(
さいそう
)
はゆたかで、国中の美人といわれていた女性だった。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いずれにしたところで彼らみずからの情と
才藻
(
さいそう
)
とは、見いだされまた選択せられる折を失ってしまったのである。いわゆる
仇
(
あだ
)
し
契
(
ちぎ
)
りの結ばれやすかったのも止むを得ない。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
更にふたりの侍女が
燭
(
しょく
)
をとっていた。崔はもちろん歓待されて、かの女と膝をまじえて語ると、女はすこぶる
才藻
(
さいそう
)
に富んでいて、風雅の談の尽くるを知らずという有様である。
中国怪奇小説集:05 酉陽雑爼(唐)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
才藻(さいそう)の例文をもっと
(3作品)
見る
才
常用漢字
小2
部首:⼿
3画
藻
常用漢字
中学
部首:⾋
19画
“才”で始まる語句
才
才媛
才槌
才能
才覺
才取
才子
才覚
才人
才智
“才藻”のふりがなが多い著者
柳田国男
吉川英治
岡本綺堂